なにげに初めての記事です。
以前から続けていたB’zカバー。せっかくブログを開設したので、
今回から振り返り記事を作ろうと思います。
演奏に込めた思いや表現の意図、実際に歌う中で気づいた曲の魅力など、
内容をパターン化してメモしていきます。
初回は『THE CIRCLE』より「Brighter Day」です。
公開日
2024/1/4
選曲理由
2024年1月1日の能登半島地震をうけ、押しつけがましくない祈りや励ましのような歌詞の曲を歌ってみたいと思った。小さくても少なくてもいいから、聴いて人の心が穏やかになるような演奏を心がけた。
演奏してみて発見した魅力
サビのコードとメロディ。それまでのEメジャーからGメジャーに転調するやいなや、のびやかで美しいメロディが、カノン進行のコードの美しい響きに包まれながら展開する。メロディラインは下降よりも上昇が印象的で、まさに天に召されるような神々しさがある。松本孝弘さんらしい堂々とした曲という印象がさらに強まった。
良かった点
・歌声、というか音色。まったりとした、マイルドでやさしい感じの声色。だけど媚びすぎないラインを(いつもどおり)ねらった。鼻腔・口腔共鳴を維持し、明るい響きを維持できた。もっと魅力的な声にしたい。
・サビへの歌のもっていき方。Bメロ最後の「me」から「Oh」へと息継ぎなしで大きな弧を描くようなイメージでのびのびと歌った。ここは稲葉さんの歌い方から変えたポイントだが、わりと気に入っている。ちょっと力んでしまったのが反省。声帯が締まって声が途切れたり、張ってたりするのが惜しい)
・サムネ。のびのびまったり歌ってる雰囲気が出た。カメラや歌詞サイトを気にせずリラックスして歌えたおかげだろう。カフェというコンセプトを発見できたのも収穫。
悪かった点
・ビジュアル。正面向きすぎた。ギターの人はもっと対角を向いて角度をつける。カフェらしい清潔感を出すこと。あと痩せること(ぴえん)
・ギター。まず、ABメロやサビに入る前の場面転換時、ストロークのリズムが行き当たりばったり。Bメロ前はそれまで通り、サビ前は8分の刻みで堂々と幕開けしてサビで小刻みになる流れのほうがよかった。つぎに音色。真ん中一辺倒すぎておもしろくない。サビはブリッジ寄りで硬くきらびやかにしてもよかったかも。
・選曲意図が見えにくく、チャンネル登録者が「この動画をみたい!」と思いづらい。
次回改善すること
・場面転換時のギターのストロークをあらかじめ決めておく。ミニマルで劇的なリズム演奏を!
・ビジュアル。服装はシャツを着たり、照明は影をつくらないようデスクライトをつけるなど、「カフェ」の雰囲気づくりを徹底する。サムネは今回のものを踏襲する。
・考察した曲や考察で言及した曲を中心に選曲する。これによって、考察を見てくれたけれど知らなかった曲を知ってもらい、考察も理解しやすくなるという利点がある。チャンネルの動画に一貫性が生まれ、「B’zの歌詞」というコンセプトも強化される。
・カバー動画の振り返り記事に時間をかけすぎない。あくまで目的は演奏や動画の振り返りであり、歌詞考察が活動の主軸である。この手の記事はどんどん書けてしまうし楽しいので「やってる感」が出てしまうが、それに踊らされないように。
おわりに
持ってる武器でB’zのカバーを成立させる方法を模索してきた(といっても数ヵ月だけど)。
結果、「カフェや寝る前にまったり聴ける男性のB’zカバー」というコンセプトを見つけることができた。
YouTubeに限らず、いま私は、たくさんの伝わる人間的魅力を伸ばす努力をしなければならない時期に差し掛かっている。このB’zカバーシリーズも、そういう姿勢でていねいにつくっていきたい。楽しいからやる、自分のためにやる、だけの発信はもう飽きた!
“新しい恋のようなもの見つけてみようよ”
ってな感覚で、新しい挑戦を無理なくつづける1年にしたいと思う。
…これはまさにBrighter Dayの歌詞そのものだな。
輝ける道を見つけたいんだ。
意地でも見つけます。
見つけましょう!
コメント